最近は看護においてもエビデンスが問われるようになってきました。
しかし、
「看護=数値化」
と言われて納得する方は少ないのではないでしょうか。
実際、患者さんやご家族の気持ちに寄り添うことの多い看護師は数値化できない現実も体感されていることでしょう。
数値化の鬼-「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法
安藤広大著 ダイヤモンド社
では下記のように指摘されています。
長時間の会議をやって仕事をした気になっている人がいます。これは、会議をやっている「時間」が、仕事の「変数である」と勘違いしているから起こります。
「雑談をしてスッキリした」「みんなの思いを聞けて安心した」など、数字で語れるようなメリットが得られていないことがほとんどです。
「Aチームの業務改善のために、10個のアイデアを出す会議をします。」というように、数値化した目的があれば、会議は成立します。
そのためには、リーダーやメンバーが数字で物事を考えられないといけないのです。
(P182)
大きな病院では師長さんや副師長さん、主任さんなど管理職の方は多くの会議に参加されていると思います。
そうした会議は予定時間より長引く事も多くことも多いのではないでしょうか。
司会者、メンバーが上記の視点を持って会議に参加すれば会議時間の短縮に繋がると思います。
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