看護師のイメージって・・・

nurse

看護師と聞くと「明るい」「元気」「テキパキしている」などというイメージがある。

っと聞くと多くの人が納得するのではないでしょうか??

では、自分がそのような人ですか?と聞かれると「違うなぁ・・・」と感じる人も多いのではないでしょうか。

このようなパブリックイメージと自身の性格との違いを感じている方に読んでいただきたいのが

ジル・チャン著 神崎朗子訳
「静かな人」の戦略書―騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法

ダイヤモンド社

この本では外向型と内容型の性格として

外向型の人

外向型の人たちは、てきぱきしている。即座に決断を下し、リスクをとるのを恐れない。刺激や快楽を求め、みずから率先してリードし、争いを恐れない。だが、ひとりで仕事をするのは好きではない。(P74)

内向型の人

内向型の人たちは、物事を深く考えがちで、多くの刺激には対応できない。慎重で用心深く、相手の話を聞くのが好きで、争いはなるべく避ける。ひとりで仕事をするもの苦にならない。(P74)

と書かれています。

看護師の仕事は

  • 忙しく時間に追われる
  • 患者の状態変化・急変などが生じる
  • 同僚や医師などの他の医療職との調整 


などがあり、看護師が働く場所は刺激には満ち溢れ、時には瞬時の判断が求められるため内向型の人たちには過酷な環境です。

その一方で内向型の人のスキルが生かされることもあります。

内向型の人は話すことが苦手な一方聞き上手であることが多い。
看護師に求められるスキルとして傾聴があります。

傾聴とはただ、言葉の通り人の言葉に耳を傾けるだけで良いというものではありません。話している人が本当に話したいことは何か、言葉の背後にあるものを探ることも求められます。その上でその人が語りたくなる声かけや雰囲気づくりが必要となってきます。

相手の話をしっかりと聞くことに加えて、内向型ならではの感受性も相まって、的を射た、思慮深い受け答えができるから、話している人は感銘を受けるのだ。そのようにして、意義深く、相手の心に響く会話が生まれていく。(P109 )

また、内向型の人は1対1のコミュニケーションは得意とされています。病棟で患者とコミュニケーションを取る時は1対1であることが多く、医師へ患者の状況を報告するときも1対1であることもしばしばです。

まとめ

「自分は看護師に向いているのだろうか?」と考えている方はぜひ一度読んで頂けたらと思います。

プライベートでも・・・
休日は色々なところに出かけたり、人と会って有意義に過ごすことに憧れるけど、休日は疲れた身体を癒すのに時間を費やそう。
自分の落ち着く環境でゆっくりとした時間を過ごすことも立派な有意義な時間の過ごし方。
自分にゆとりが出てきたら友達に会ったり、ショッピングに出かけたら良いと思える1冊です。

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